海津元則公認会計士事務所

会社設立手続きの流れ~ほろ苦い思い出とか その1

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会社設立手続きの流れ~ほろ苦い思い出とか その1

会社設立手続きの流れ~ほろ苦い思い出とか その1

2019/08/28

こんにちは

夏もそろそろ終わろうかというこの時期に、今年は(も)、夏らしいこと、なんにもやってないな〜って感じの海津です。

今回は、会社設立手続きの流れをテーマに、ほろ苦い思いでなんかを語らせていただきいたいと思います。

今でこそ、株式会社や合同会社、一般社団法人等、たくさんの法人設立の手続きを経験させてきていただいてきて、法人設立の手続き自体は、もはや自分の中では作業となっていますが、現在の事務所を開業した2010年当時、法人設立の登記なんて、生まれてから一回もやったことありません(涙)。

ぶっちゃけると、法人税の申告書を作成とか、申告もほとんど経験なかったけど・・・だって、もともと税理士じゃなくて会計士だもん・・・(涙涙)

 

まあ、何が申し上げたいのかといいますと

独立開業当初は、全く経験が無い事であっても、とにかく、なんとかやるしかない そんな状況でした。

初めて会社設立をご依頼いただいたお客様は、現在も、弊所の記念すべき顧問先様第1号様で、良くしていただいていますけど

当時の私によくご依頼いただけたなあ・・・と、その肝っ玉のすわり具合にただただ、感服する次第です。

 

正直ね、初めての会社設立登記の時は、自分の場合、ぶっちゃけ、とっても大変でした。

法人を設立するには、定款(ていかん)はじめ、公証役場・法務局に申請するための書類をつくる必要があります。

定款というのは、教科書的には、会社の組織・活動について定めた根本規則になりますけど、法人設立の場合、これを「紙」で作成した定款とするのか、「電子定款(でんしていかん)」にするのかが、まず、大きな分かれ道です。

なんでかというと、紙で定款を作成した場合、印紙税が4万円かかるのに対し、電子定款の場合なんとこの印紙税がゼロ、かからないんですよね。この差って、開業時のあんまりお金に余裕が無い時だったら、物凄く大きくないですか?

お客様にも余計なご負担をかけたくないですから、当時の私も当然、電子定款を選択しました。

で、まずは、ここがね、ほんと、大変でした。

電子定款を作成して、株式会社を設立する場合には、法務省のオンライン申請システムをつかって公証人さんに定款の認証の依頼をする必要があるのですが、このオンラインシステム、当時、まだ世に出て間もない、Windows7に対応してなかったのよ(涙)。

自分の事務所は当時ぼっち事務所、PCも格安ノートPC1台のみ、で、OSはWindows7

なんでしょう、この絶望的な状況って(汗)

でもさ、独立した以上、自分が最後の砦

無理でもなんとかしなけりゃならないですし、泣き言なんて言ってられませんよね?

「そんなに急がなくていいよ〜、海津君」っておっしゃっていただける優しいお客様のお言葉が

かえって、辛いじゃない・・・・(涙)

これはもう、どういった手段をつかってもなんとかしなきゃならないですよね(汗)?

ってことで、その2に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

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